これからが本番!ビットコイン(仮想通貨)入門&今後の展望![ブロックチェーン,変動要因,半減期,法律]

2018年3月30日

ブロックチェーン技術を理解する!

ブロックチェーンの基本

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基本用語とブロックチェーンのイメージ

参考:『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン』*大塚雄介(2017),第8刷,pp.120-127

【トランザクション】

ビットコインの個々の取引。「AからBへ◯◯コイン移動」と記録される(売買,送金,支払いも全てこの「移動」として記録)。←ここでは取引は実行されるだけで承認されない。

【ブロック】

未承認のトランザクションを10分ごとにまとめ、「一つの塊=ブロック」としてまとめて承認。

【チェーン】

新たに承認されたブロックは、これまでに承認された「ブロックのつながり=チェーン」の後ろに追加される。←ここで取引が成立

ブロックチェーンのイメージ図

 このようにして暗号化された取引データを、世界中のコンピューターで一定時間ごとに共有する(P2P – ピア・ツー・ピア)。かなり簡略化していますが、これがブロックチェーンのイメージです。最後に暗号化の方法についてさらっと見ていきましょう。

【ハッシュ関数と暗号化の方法】

個々のトランザクションを「ハッシュ関数」によって文字列(ハッシュ値)に変換。これがいわゆる「暗号化」にあたる。

ここでわかりやすい関数を例に上げると、例えば「2(x+8)=y」という関数があります。ここで「AからBへ◯◯コイン移動」という処理(トランザクション)を「x=2」とすると、関数の答え「20」(ハッシュ値)が導かれます。x=2という処理が20という数字に変換され、ごくごく初歩的ですが暗号化されたと言えるでしょう。これだけシンプルだとすぐに暗号は解かれますが、実際のハッシュ値は何十桁にも及ぶ数字の羅列であり、ハッシュ値の生成は簡単でも、ハッシュ値から元の値を割り出すことはできません。これが、ビットコインの改ざん・複製が不可能である理由になっています。

ブロックチェーンの性質と安全性

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参考:『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン』*大塚雄介(2017),第8刷,pp.156-161

ブロックチェーンはコピー・改変が不可能

ブロックチェーンは一本の鎖で、枝分かれできない

 先程ブロックチェーンのデータは世界中のパソコンで共有されていると言いました。そのため、誰かが勝手にコピーすれば鎖が一本でなくなります。改変した場合も枝分かれが起こってしまい、問題が起こったことがすぐに共有されます。当然ながら、そういった違反をすればブロックがチェーンにつながる際の「承認」は却下されます。

ブロックチェーンは一方向にしか流れない(不可逆性)

 不可逆的な性質から、過去の取引の記録を書き換えることはできません。仮に出来たとしても、それ以降のブロックをすべて書き換えるのは技術的に困難です。