2018年大注目!【リップル(Ripple/XRP)】入門![特徴,今後,仮想通貨,SBI]

2018年3月30日

世界の送金システムを変える!?

画像:pixabay

もくじ

リップルとは?どんな仮想通貨?
  • Q1. ビットコインとの違いは?
  • Q2. 時価総額は?
  • Q3. どこで取引・売買できるの?
SBIホールディングスの出資が目玉
  • 約10%の出資と共同ベンチャー
  • 国内地方銀行を巻き込んだプラットフォーム構築
  • 世界中の銀行の参加

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リップルとは?どんな仮想通貨?

Q1. ビットコインとの違いは?

※画像はリップル社公式HPより

送金速度・手数料

※()内は日本の取引所での目安

  • 従来のシステム:数日
  • ビットコイン:1時間~(数時間~ /1000円ほど)
  • イーサリアム:数分(約10分/ 〃)
  • リップル:数秒(~5分/15円ほど)

 もともとビットコインを始めとする仮想通貨は、従来の金融の送金システムを効率化させようという狙いがありました。そんな中でリップルの最大の特徴は、仮想通貨の中でも特に送金に特化している点です。ビットコインですら1時間以上の時間がかかるところ、リップルはイーサリアムをも抜いて超高速です。

本来の狙いは外国為替・即時グロス決済

 リップルはそもそも金融システムであり、そのシステム内で使われる通貨を同じくリップル(XRP)と呼びます。このシステムは特に為替や即時グロス決済への利用を焦点において設計されました。

即時グロス決済

参考:RTGS – 野村證券

 即時グロス決済とは、簡単に言えば中央銀行で行われる決済のうち、「個々の取引を個別・即座」に行う仕組みのことです。従来の仕組みでは一定の時刻がきたら複数の金融機関の決済をまとめて行って(時点ネット決済)いたのですが、参加する金融機関のうち一つでも決済が滞るとシステム全体がストップするという問題を抱えていました。それを解決すべく、現在国際標準化が勧められているのが「即時グロス決済」というわけです。

 この即時グロス決済を劇的に効率化させようというのが、リップルのシステムの目標です。各国の中央銀行が採用するシステムなので、当然ながら為替機能も持つわけです。そこから派生して、ブリッジ通貨としての期待もかかっています。

ブリッジ通貨

 ブリッジ通貨というのは、仮想通貨を含めたあらゆる通貨の仲介役です。世界中の銀行がリップルのシステムを利用して送金をする場合、リップルのシステム内で通貨としてのリップルに一度交換し、相手先の通貨へ交換します。この手順において、リップルの強みが生きてきます。リップルは送金速度が抜群に早く、手数料も抜群に安い。例えばドルから円へ交換する時手数料がかかりますが、それが大幅に抑えられます。これは例えばビットコインを円に変える場合にも応用できます。二度手間に見えるかもしれませんが、一度リップルに交換した方が速度も手数料も安くなるのがその性能の素晴らしさを物語っています。このように、本当の意味で「あらゆる通貨を橋渡しする」といわけです。

  • ドル⇒円(手数料高い)
  • ドル⇒︎XRP⇒︎円(手数料安い)
  • BTC⇒円(手数料高い)
  • BTC⇒XRP⇒円(手数料安い)

Q2. 時価総額は?

画像:pixabay

ビットコイン、イーサリアムに次ぐ第三の仮想通貨

※2018年2月初頭(概数)/参考:リアルタイム仮想通貨時価総額ランキング

  1. ビットコイン:16兆円
  2. イーサリアム:10兆円
  3. リップル   :4兆円

 これらの数字がどれほどの規模かと言うと、日本の企業の時価総額ランキングで1位につけるトヨタ自動車が20兆円ほど(世界ランキングでは50位以内)。「ビットコインの総発行数×市場価格」がこれに匹敵するというイメージです。
※参考:世界時価総額ランキング

 ビットコインに次ぐイーサリアムも10兆ということで、こちらは日本の企業の時価総額ランキングのトップ5に食い込みます。NTT、ソフトバンクといった大企業に匹敵すると考えればいいでしょう。
※参考:時価総額上位ランキング – 日本経済新聞

 では、リップルはどうか? 現在も時価総額は上がっており、5兆円に迫る勢いです。日本の企業ランキングでは20位あたり、日産自動車やユニクロで有名なファーストリテイリング、リクルートやパナソニックあたりが目安でしょう

Q3. どこで取引・売買できるの?

GMOインターネットグループの【GMOコイン】 がおすすめ


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  • 国内大手企業では数少ないリップル取扱い
  • グループ企業での証券・FXサービスで実績
  • セキュリティ面、サーバーの安定性等で安心感がある

 国内でリップルを売買する場合、これまではコインチェックが多く利用されていました。しかし、ご存知の流出事件を起こしているので、はっきり言っておすすめできません。他にも取引できるところはありますが、親会社の知名度等で考えるとまずはGMOコインがおすすめです。

 長らくインターネット関連のサービスを展開しており、GMOクリック証券でも有名です。ホームページを運営する際のサーバー提供など、幅広いサービスを行っており、ネット上で仮想通貨を安全・安定して取引するノウハウには期待が持てます。証券分野での実績も合わせて、初心者には非常におすすめできます。

SBIホールディングスの出資が目玉

画像:pixabay

約10%の出資と共同ベンチャー

 リップルへの出資企業で話題になっているのはGoogleですが、実際にはそれほど大きな割合の出資をしているわけではありません。むしろ私が注目したいのは、日本の大手証券会社であるSBIホールディングスの出資です。SBIの出資比率は約10%であり(参考:SBI Holdings – 経営近況報告会 2017年6月29日(PDF) – p137)、リップル社と共同でベンチャー企業を設立しています。SBIのリップルにかける思いは本物です。

 ちなみに、 そのベンチャー企業とはSBIリップルアジアであり、仮想通貨リップルに活用されている「分散台帳技術」というものを活用し、これまでにない新たな決済基盤の構築、アジア地域を巻き込んでの金融・送金事業への利用を目論んでいます。

国内地方銀行を巻き込んだプラットフォーム構築

 SBIリップルアジアでは、金融機関での決済・送金のプラットフォームの構築を目指し、「内外為替一元化コンソーシアム」を発足。実に60を超える日本中の金融機関が参加しています。具体的には、銀行の垣根を越えた決済・送金の効率的を目指しています。

参加銀行(※主要なもの)

住信SBIネット銀行、千葉銀行、東京スター銀行、野村信託銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、横浜銀行、りそな銀行

世界中の銀行の参加

 もちろん、リップルは日本国内に限らず、世界中の銀行がそのシステムの利用に乗り出しています(参考:Rippleを利用する銀行・企業 – Ripple総合まとめ)。

 今後実証実験を重ね、実際に銀行がそのシステムを実用化するとなれば、仮想通貨のリップルの価値も上がる可能性が高いです。この辺の情報をこまめにチェックし、リップルの動向を伺っていくのがいいでしょう。